翻訳の管理
新しい翻訳の追加
新しい文字列は、新しい翻訳のテンプレート という基礎となる翻訳ファイルがあれば、翻訳に使用できます(参照: コンポーネント構成)。多くのモノリンガル翻訳の場合のように、ファイル形式にこのようなファイルを必要としない場合は、空のファイルから始めることができます。
新しい言語は、Weblate のユーザーから要望があればすぐに追加できます。もしくは、承認と手動で追加するため、プロジェクト管理者に通知が送信されます。これは、コンポーネント構成 内の :ref:`component-new_lang`を使用して実行できます。
注釈
接続しているリモート リポジトリに言語ファイルを追加すると、Weblate がローカル リポジトリを更新するときに、それぞれの翻訳がコンポーネントに追加されます。
リポジトリの更新設定の詳細については、リポジトリの更新 を確認してください。
既存の翻訳の削除
言語、コンポーネント、またはそれらが含まれているプロジェクトは、それぞれのメニューにある 管理 ↓ 削除 から削除(Weblate と、使用中の場合はリモートリポジトリからも削除)できます。
削除 の操作を実行すると、削除するコンポーネントの一覧が表示されます。削除を確定するには、オブジェクトの スラッグ を入力してください。スラッグ とは、URL に表示されるプロジェクト、言語、またはコンポーネントのパス名です。
特定の文字列だけを削除する方法:
ソースファイルから手動で削除します。これは、Weblate のリポジトリの更新時に、翻訳プロジェクトからも削除されます。
バージョン 4.5 で追加.
Weblate の UI では、文字列の編集中に ツール ↓ 削除 ボタンを使用します。これは、ファイル形式による違いがあります。参照: 文字列の管理
注釈
接続しているリモート リポジトリの言語ファイルを削除すると、Weblate がローカル リポジトリを更新するときに、それぞれの翻訳がコンポーネントから削除されます。
リポジトリの更新設定の詳細については、リポジトリの更新 を確認してください。
文字列の別表記
文字列の別表記は、複数の文字列をグループ化して、翻訳者が文字列のすべての別表記を 1 つの場所で確認できて便利です。
ヒント
略語(短縮形、簡略化)は別表記の良い例です。
キーに基づいて自動化された別表記
バージョン 3.11 で追加.
コンポーネント構成 内のモノリンガル翻訳のキーに基づき、文字列をグループ化するために、正規表現を設定する方法:

キー が正規表現に一致した場合、一致した部分を削除して、別表記のルート キーが生成されます。そして、同じルート キーを持つすべての文字列を 1 つの別表記グループにまとめます。これには、ルート キーと完全に一致するキーを持つ文字列も含まれます。
使用例:
使用例 |
正規表現で示す別表記 |
一致する翻訳キー |
---|---|---|
接尾辞の識別 |
|
|
インライン識別 |
|
|
別表記の手動設定
バージョン 4.5 で追加.
variant:SOURCE
フラグを使用して、特定の文字列を手動でリンクできます。これは、文字列を自動的にグループ化するためのキーを持たないバイリンガル翻訳、またはキーが一致しないが翻訳時に一緒に考慮する必要がある文字列をグループ化する場合に便利です。
文字列の別表記は、翻訳中に ツール からも追加できます(文字列の管理 が有効の場合):

注釈
別表記の原文は最大で 768 文字までです。これは、MySQL データベースとの互換性を保つための技術的な制約です。
参考
翻訳中の別表記
別表記は、後で翻訳時にグループ化されます。グループ化の例:

文字列ラベル
プロジェクト設定で、コンポーネントの翻訳文字列をテキストと色でカテゴリーに分類します。
