用語集
プロジェクト固有の用語を手軽に使用できるように、特定の用語を固有の用語として各プロジェクト内の 1 つまたは複数の用語集に設定できます。用語集に固有の用語として設定されていれば、翻訳の一貫性を確保しやすくなります。
各言語の用語集は単独で管理できますが、プロジェクト管理者と多言語翻訳者が言語間の一貫性を維持しやすいように単一のコンポーネントとして統合して保存されます。翻訳エディタのサイドバーに、翻訳中の文字列の単語を含む用語集の用語が表示されます。
用語集の管理
バージョン 4.5 で変更: 用語集は、通常の翻訳コンポーネントになり、Weblate のすべての機能を使用できるように変更されました(コメント、リモート リポジトリへの保存、説明の追加など)。
用語集として使用 を有効にすることで、どのコンポーネントでも用語集として使用できます。1 つのプロジェクトに複数の用語集を作成できます。
プロジェクトの作成時に、プロジェクトには空の用語集が自動的に作成されます。用語集は同じプロジェクトのすべてのコンポーネントで共有します。必要に応じて、それぞれの用語集コンポーネントから プロジェクトで共有 を使用すると、別のプロジェクトと共有します。
用語集コンポーネントは、Weblate の他のコンポーネントと同じように見えますが、カラーラベルが追加されています:

用語集のすべての用語を一覧できます。

または、翻訳として編集します。
用語集の用語
用語集の用語は、通常の翻訳と同じ方法で翻訳します。各用語に対して Tools メニューから機能を追加できます。

翻訳させない用語
バージョン 4.5 で追加.
一括編集、フラグの入力、または ツール ↓ 翻訳禁止に設定 を使用して、特定の用語の翻訳に read-only
というフラグを立てると、翻訳できません。他の言語に翻訳してはならないブランド名やその他の用語に使用します。このような用語は、用語集のサイドバーで視覚的に強調表示されます。
使用を禁止する訳語
バージョン 4.5 で追加.
一括編集、フラグの入力、または ツール ↓ 使用禁止の訳語に設定 を使用して、特定の用語の翻訳に forbidden
フラグを立てると、使用を 禁止する という意味です。あいまいな単語、または意図しない意味を含む翻訳を明確にするときに使用します。
プロジェクト固有の用語
バージョン 4.5 で追加.
一括編集、フラグの入力、または ツール ↓ 固有の用語に設定 を使用して、プロジェクトの用語集の用語に terminology
のフラグを付けると、プロジェクトの用語集のすべての言語に、固有の用語が追加されます。これは、プロジェクト内のすべての言語で一貫した意味があり、統一すべき重要な用語に使用します。
別表記
別表記とは、文字列をグループ化するための基本的な方法です。すべての用語の別表記は、翻訳時に用語集のサイドバーに一覧表示されます。
ヒント
これを使用して、用語の略語または短い表現を追加できます。
参考