Weblate を使用した翻訳

Weblate を使用した翻訳に関心をお寄せいただきありがとうございます。プロジェクトは、直接翻訳するように設定することも、アカウントを持たないユーザーからの提案を受け入れるように設定することもできます。

大きく分けて、2 つの翻訳方式があります:

  • 翻訳を直接受け付けるプロジェクト

  • 提案のみを受け入れるプロジェクト。提案は、指定した投票数に達すると自動的に認可されます

翻訳のワークフローの詳細については、翻訳ワークフロー を確認してください。

翻訳プロジェクトの表示オプション:

  • 一般に公開し、誰でも貢献可能

  • 特定のグループの翻訳者のみ閲覧可能

翻訳プロジェクト

翻訳プロジェクトには関連するコンポーネント(同じソフトウェア、本、またはプロジェクトのリソース)が含まれます。

../_images/project-overview.png

提案

注釈

実際の権限は、Weblate の構成によって異なります。

匿名のユーザーは、(デフォルトでは)候補の提案しかできません。サインインしているユーザーも、翻訳に不安がある場合は、他の翻訳者に翻訳を確認してもらうために使用できます。

提案は、重複や現在の翻訳と一致する提案を削除するために、毎日スキャンされます。

コメント

投稿可能な 3 種類のコメント: 翻訳、原文、または、原文の査読の有効化 で有効にした場合の原文のバグの報告。議論する内容に合わせたものを選択します。原文へのコメントは、たとえば、原文の言い換えや原文に対する質問など、元の文字列へのフィードバックを提供するのに適しています。

Markdown 構文はすべてのコメントに使用でき、@mention を使用して他のユーザーに言及できます。

別表記

別表記は、同じ意味の単語ではあるが短縮したりしなかったりする、文字列の長さが異なる表記をグループ化するために使用します。フロントエンドでは、画面またはウィンドウのサイズに応じて異なる文字列を使用できます。

ラベル

ラベルを使用してプロジェクト内の文字列を分類し、翻訳ワークフローを詳細に設定します(例: 文字列のカテゴリの設定)。

参考

String labels

翻訳

翻訳ページでは、原文と翻訳のための編集入力枠が表示されます。翻訳が複数形である場合、複数形の原文および編集入力枠が表示され、それぞれが翻訳された言語の複数形の数で説明およびラベル付けされます。

すべての特殊な空白文字には、赤い下線が引かれ、灰色の記号で示されます。後続の複数のスペースにも赤い下線が引かれ、翻訳者にフォーマット上の問題が発生したことを警告します。

このページには、さまざまな追加情報が表示されます、そのほとんどはプロジェクトのソースコードからのものです(コンテキスト、コメント、メッセージを使用している場所など)。環境設定で選択した参考言語の翻訳入力枠は、原文の上に表示されます(参照: 参考言語)。

翻訳文の下に他の翻訳者からの提案が表示され、採用 (✓) 、採用して編集 (✏️)、または削除 (🗑) することができます。

複数形

数詞を考慮して形を変える単語を複数形といいます。複数形の定義は言語ごとに異なります。例えば、英語では1つの複数形があります。例えば「car」という単数形の定義では、暗黙のうちに1台の車を指しますが、「cars」という複数形の定義では、2台以上の車(または、名詞としての車の概念)を指します。チェコ語やアラビア語などの言語にはもっと多くの複数形があり、複数形のルールも異なります。

Weblate は、それぞれの言語に対して、これらの形式に完全に対応しています(すべての複数形を別々に翻訳する方法を採用)。入力枠の数と、それが翻訳するアプリケーションやプロジェクトでどのように使用されるのかは、複数形判定式の設定によって異なります。Weblate には簡単な説明しかありませんが、Unicode コンソーシアムの Language Plural Rules には詳しい説明があります。

../_images/plurals.png

キーボードショートカット

バージョン 2.18 で変更: キーボード ショートカットは 2.18 で刷新し、ブラウザやシステムのデフォルトと衝突する可能性が低くなりました。

翻訳中に利用できるキーボード ショートカット:

キーボード ショートカット

解説

Alt+Home

検索結果の、先頭の翻訳に移動する。

Alt+End

検索結果の、末尾の翻訳に移動する。

Alt+PageUp or

Ctrl or

Alt or

Cmd

検索結果の、1 つ前の翻訳に移動する。

Alt+PageDown or

Ctrl+ or

Alt+ or

Cmd+

検索した、次の翻訳に移動する。

Alt+Enter or

Ctrl+Enter or

Cmd+Enter

現在の翻訳を保存する。

Ctrl+Shift+Enter or

Cmd+Shift+Enter

翻訳の要編集フラグを解除して送信する。

Ctrl+E or

Cmd+E

翻訳入力欄にフォーカスを移動する。

Ctrl+U or

Cmd+U

コメント入力欄にフォーカスを移動する。

Ctrl+M or

Cmd+M

自動提案 タブの表示。参照: 自動提案

Ctrl+1 to Ctrl+9 or

Cmd+1 to Cmd+9

番号を指定して、原文に設定されたプレースホルダを、翻訳にコピーする。

Ctrl+M+1 to 9 or

Cmd+M+1 to 9

番号を指定して、機械翻訳を翻訳にコピーする。

Ctrl+I+1 to 9 or

Cmd+I+1 to 9

番号を指定して、検査不合格の 1 項目を除外する。

Ctrl+J or

Cmd+J

前後の文字列 タブの表示。

Ctrl+S or

Cmd+S

検索窓にフォーカスを移動する。

Ctrl+O or

Cmd+O

原文を、翻訳に複製する。

Ctrl+Y or

Cmd+Y

要編集 フラグを付ける。

ビジュアル キーボード

翻訳入力枠のすぐ右上に、複数の小さな記号文字を並べて表示します。これは、翻訳言語の句読点を明確にし(並ぶ記号文字は翻訳言語と一致)、文字を入力するのが困難な場合に使用します。

3 つのカテゴリに分類した表示記号:

  • ユーザー情報 で定義したユーザー設定文字

  • Weblate が提供する言語ごとの文字(引用符や RTL 固有の文字など)

  • SPECIAL_CHARS で設定した文字

../_images/visual-keyboard.png

翻訳コンテキスト

このコンテキストの説明は、現在の文字列に関する関連情報を提供します。

文字列属性

メッセージ ID、コンテキスト(msgctxt)、原文の参照など。

スクリーンショット

スクリーンショットを Weblate にアップロードして、文字列がどこでどのように使用されているかを翻訳者に伝えることができます。参照: Visual context for strings

前後の文字列

翻訳ファイルの前後の文字列を表示します。これらは通常、同様のコンテキストで使用されるので、翻訳の一貫性の維持に便利です。

その他の出現箇所

メッセージが複数の場所で表示される場合(複数のコンポーネントなど)、一貫性がないと判断されると(参照: 一貫性の欠如)、このタブにすべてのメッセージを表示します。どれを使用するかは選択できます。

翻訳メモリ

過去に翻訳した同様の文字列を確認します。参照: 翻訳メモリ

用語集

現在のメッセージで使用しているプロジェクトの用語集の用語を表示します。

最近の更新

Weblate を使用して最近このメッセージを変更したユーザーの一覧です。

プロジェクト

翻訳者への指示や、プロジェクトが使用しているバージョン管理システムの、リポジトリ内の文字列へのディレクトリやリンクなどのプロジェクト情報。

直リンクが必要な場合は、翻訳形式での対応が必要です。

翻訳履歴

すべての変更はデフォルトで(コンポーネントの設定で無効にしていない限り)データベースに保存され、元に戻すことができます。必要に応じて、基になるバージョン管理システムの任意の項目を元に戻すこともできます。

翻訳した文字列の長さ

Weblate では、翻訳した文字列の長さを制限するために、複数の方法で翻訳の長さを設定できます。

自動提案

設定と翻訳した言語に基づいて、Weblate は複数の機械翻訳ツールと 翻訳メモリ からの提案を提供します。すべての機械翻訳は、各翻訳ページの 1 つのタブの中から使用できます。

参考

対応するツールの一覧の検索。参照: 機械翻訳

自動翻訳

翻訳の開始時に、外部のソースを基にした自動翻訳を使用できます。このツールは 自動翻訳 として、コンポーネントと言語を選択して ツール メニューから操作できます。

../_images/automatic-translation.png

選択できる 2 つの操作モード:

  • 他の Weblate コンポーネントを翻訳のソースとして使用する。

  • 品質を厳選して選んだ機械翻訳サービスを使用する。

自動翻訳する文字列の選択もできます。

警告

すべての文字列 などの範囲が大きいフィルターを使用すると、既存の翻訳が上書きされてしまうことに注意してください。

異なるコンポーネント間の翻訳を統合する場合(例: アプリケーションおよびその WEB サイト)や、既存の翻訳を使用して新しいコンポーネントの翻訳を始める場合(翻訳メモリ)に便利です。

接続制限

インターフェイスの不正使用を避けるため、検索、連絡先フォームの送信、翻訳などの一部の操作に接続制限を適用しています。制限の影響を受けた場合、操作を再開できるまで、一定期間接続を遮断します。

デフォルトの制限値と最適な設定については、管理者ドキュメントを確認してください。参照: 接続制限

検索と置換

用語を効率的に変更したり、文字列をまとめて修正をするには、 ツール メニューから 検索と置換 を使用します。

ヒント

文字列が破壊されるかどうかの心配をする必要はありません。変更は 2 段階で行われ、実際に変更を確定する前にプレビュー表示で確認をします。

一括編集

一括編集では、複数の文字列に対して 1 つの操作をまとめて実行できます。検索する文字列を設定し、一致するすべての文字列を更新します。対応する操作:

ヒント

このツールは 一括編集 と呼ばれ、それぞれのプロジェクト、コンポーネント、または翻訳の ツール メニューから操作します。

Matrix View

To compare different languages efficiently you can use the matrix view. It is available on every component page under the Tools menu. First select all languages you want to compare and confirm your selection, after that you can click on any translation to open and edit it quickly.

The matrix view is also a very good starting point to find missing translations in different languages and quickly add them from one view.

Zen Mode

The Zen editor can be enabled by clicking the Zen button on the top right while translating a component. It simplifies the layout and removes additional UI elements such as Nearby strings or the Glossary.

You can select the Zen editor as your default editor using the 環境設定 tab on your ユーザー情報. Here you can also choose between having translations listed Top to bottom or Side by side depending on your personal preference.