Weblate を使用した翻訳

Weblate での翻訳に興味を持っていただき、ありがとうございます!

一般的に、最もよく使われる 2 つの翻訳モード:

  • 翻訳を直接受け付けるプロジェクト。

  • ユーザーからの提案を受け付けるプロジェクト。

場合によっては、匿名での提案も採用されます。

翻訳ワークフロー には、さらに詳しい翻訳ワークフローを記載しています。

プロジェクトや、それに含まれるコンポーネントは公開範囲が設定できます。全員に公開することも、特定の翻訳者グループだけに限定することもできます。

翻訳プロジェクト

翻訳プロジェクトには関連するコンポーネント(同じソフトウェア、本、またはプロジェクトのリソース)が含まれます。

../_images/project-overview.webp

提案

注釈

実際の権限は、Weblate の構成によって異なります。

匿名ユーザー(初期設定)には提案の転送のみが許可されます。この機能は、翻訳内容に不確実性がある場合に他の翻訳者の確認を促す目的で、ログインユーザーでも利用可能です。すべてのユーザーは、既存の提案を翻訳フィールド(複数形フォームを含む)へ複製し、新たな提案または翻訳の基礎として使用できます。

すべての提案は毎日スキャンされ、重複したものや現在の翻訳に一致するものが削除されます。

提案を承認 権限を持つユーザーは、特定ユーザーの提案横に表示されるアカウントチェックアイコンをクリックすることで、そのユーザーの提案を一括承認できます。これは信頼性の高い貢献者からの提案を効率的に処理する際に有用です。品質検査に不合格となった提案は自動承認されず、手動査読として残ります。

コメント

投稿できる 3 種類のコメント:

  • 翻訳者向け

  • 原文に対するもの

  • この機能が 原文の査読の有効化 で有効化されている場合に、原文の不具合を報告するためのもの

議論したい内容に合わせて種類を選んでください。原文に関するコメントは、元の文字列に関するフィードバック(言い換えるべき点など)を提供したり、質問したりするのに適しています。

すべてのコメントに Markdown 構文を使用でき、@username を使用して他のユーザーに言及(呼びかけ)できます。

別表記

別表記は、同じ意味で長さの違う文字列をグループ化するために使用します。プロジェクトのフロントエンドでは、画面またはウィンドウのサイズに応じて異なる文字列を使用できます。

ラベル

ラベルを使用してプロジェクト内の文字列を分類し、翻訳ワークフローを詳細に設定します(例: 文字列のカテゴリの設定)。

Weblate が使用するラベル:

自動翻訳された文字列

文字列は 自動翻訳 により翻訳されました。

査読が必要な原文

原文の査読 により、査読が必要とマークされた文字列です。

翻訳

翻訳ページでは、原文と翻訳のための編集入力枠が表示されます。翻訳が複数形である場合、複数形の原文および編集入力枠が表示され、それぞれが翻訳された言語の複数形の数で説明およびラベル付けされます。

すべての特殊な空白文字には、赤い下線が引かれ、灰色の記号で示されます。後続の複数のスペースにも赤い下線が引かれ、翻訳者にフォーマット上の問題が発生したことを警告します。

このページには、さまざまな追加情報が表示されます、そのほとんどはプロジェクトのソースコードからのものです(文字列情報、コメント、メッセージを使用している場所など)。環境設定で選択した第二言語の翻訳入力枠は、原文の上に表示されます(参照: 第二言語)。

翻訳欄の下には、他のユーザーが提出した提案が一覧表示されます。翻訳者は、提案を承認(✓)、修正して承認(✏️)、特定ユーザー分を一括承認(👤✓)、翻訳フィールドへ複製(📑)、または削除(🗑)する操作ができます。

複数形

数詞を考慮して形を変える単語を複数形といいます。複数形の定義は言語ごとに異なります。例えば、英語では 1 種類の複数形があります。例えば「car」という単数形の定義では、暗黙のうちに 1 台の車を指しますが、「cars」という複数形の定義では、2 台以上の車(または、名詞としての車の概念)を指します。チェコ語やアラビア語などの言語にはもっと多くの複数形があり、複数形のルールも異なります。

Weblate は、それぞれの言語に対して、これらの形式に完全に対応しています。各文法的な数は、翻訳言語に固有の事前に定義された基数集合に対して個別のフィールドで翻訳されます。入力枠の数と、それが翻訳するアプリケーションやプロジェクトでどのように使用されるのかは、複数形判定式の設定によって異なります。Weblate には簡単な説明しかありませんが、Unicode コンソーシアムの Language Plural Rules には詳しい説明があります。

../_images/plurals.webp

代替の翻訳

Added in version 4.13.

注釈

これは現在、複数値 CSV ファイル でのみ対応してます。

一部の形式では、1 つの文字列に対して複数の翻訳を含めることができます。Tools メニューを使用して、多くの代替翻訳を追加できます。代替翻訳欄を空白にすると保存時に自動的に削除されます。

キーボードショートカット

翻訳中に利用できるキーボード ショートカット:

キーボード ショートカット

説明

?

利用可能なショートカットを表示する。

Alt+Home

現在の検索で最初の翻訳に移動します。

Alt+End

現在の検索で最後の翻訳に移動します。

Alt+PageUp または

Ctrl+ または

Alt+ または

Cmd+

現在の検索で前の翻訳に移動します。

Alt+PageDown または

Ctrl+ または

Alt+ または

Cmd+

現在の検索で次の翻訳に移動します。

Ctrl+Enter または

Cmd+Enter

現在の翻訳を送信する。翻訳の編集中に 保存して次へ を押すことと同じ。

Ctrl+Shift+Enter または

Cmd+Shift+Enter

翻訳の要修正フラグを解除して送信する。

Alt+Enter または

Option+Enter

提案として文字列を送信する。翻訳の編集中に 提案 を押した場合と同じです。

Ctrl+E または

Cmd+E

翻訳入力フォームにカーソル移動。

Ctrl+U または

Cmd+U

コメント入力フォームにカーソル移動。

Ctrl+M または

Cmd+M

自動提案 タブの表示。参照: 自動提案

Ctrl+1 to Ctrl+9 または

Cmd+1 to Cmd+9

原文内の置き換え可能な文字列を、入力値に合わせて翻訳フォームにコピーします。

Ctrl+M の後に 1 から 9 または

Cmd+M の後に 1 から 9

指定した番号の機械翻訳を、現在の翻訳フォームにコピーします。

Ctrl+I の後に 1 から 9 または

Cmd+I の後に 1 から 9

番号を指定して、検査不合格となった 1 項目を除外する。

Ctrl+J または

Cmd+J

前後の文字列 タブの表示。

Ctrl+S または

Cmd+S

検索入力フォームにカーソル移動。

Ctrl+O または

Cmd+O

原文をコピーします。

Ctrl+Y または

Cmd+Y

要修正 にチェックを付ける。

次の翻訳文字列に移動します。

前の翻訳文字列に移動します。

ビジュアル キーボード

翻訳入力枠のすぐ右上に、複数の小さな記号文字を並べて表示されます。この列は言語ごとに異なり、手打ちが難しい現地語の句読点や文字を入力する際に便利です。

表示される記号は3種類あります。

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翻訳情報

このコンテキストの説明は、現在の文字列に関する関連情報を提供します。

文字列属性

メッセージ ID、コンテキスト(msgctxt)、原文の参照など。

解説

必要に応じて、Weblate の 解説 を使用して追加の説明を提供できます。

スクリーンショット

Screenshots can be uploaded directly from this panel using Add screenshot, or managed elsewhere in Weblate to better inform translators of where and how the string is used. Source-language screenshots are shown for every translation of the string, while translation-specific screenshots are shown only for that translation; see Screenshots and visual context.

前後の文字列

翻訳する文字列の前後の文字列を表示します。通常、前後の文字列は同じ文脈内で使用されるので、翻訳の一貫性を保つ手助けになります。

その他の出現箇所

メッセージが複数の場所で表示される場合(複数のコンポーネントなど)、一貫性がないと判断されると(参照: 一貫性の欠如)、このタブにすべてのメッセージを表示します。どれを使用するかは選択できます。

翻訳メモリ

過去に翻訳した同様の文字列を確認します。参照: 翻訳メモリ

用語集

現在のメッセージで使用しているプロジェクトの用語集の用語を表示します。

履歴

Weblate を使用して最近このメッセージを変更したユーザーの一覧です。

プロジェクト

翻訳者への指示や、プロジェクトが使用しているバージョン管理システムの、リポジトリ内の文字列へのディレクトリやリンクなどのプロジェクト情報。

直リンクが必要な場合は、翻訳形式での対応が必要です。

翻訳履歴

すべての変更はデフォルトで(コンポーネントの設定で無効にしていない限り)データベースに保存され、元に戻すことができます。必要に応じて、基になるバージョン管理システムの任意の項目を元に戻すこともできます。

翻訳した文字列の長さ

Weblate では、翻訳した文字列の長さを制限するために、複数の方法で翻訳の長さを設定できます。

自動提案

設定と翻訳した言語に基づいて、Weblate は複数の機械翻訳ツールと 翻訳メモリ からの提案を提供します。すべての機械翻訳は、各翻訳ページの 1 つのタブの中から使用できます。

翻訳メモリ で一致検索を実行することもできます。

参考

対応するツールの一覧の検索。参照: 自動提案

自動翻訳

翻訳の開始時に、外部のソースを基にした自動翻訳を使用できます。このツールは 自動翻訳 として、コンポーネントと言語を選択して ツール メニューから操作できます。

../_images/automatic-translation.webp

プロジェクトの言語、コンポーネント、またはカテゴリを選択している場合は、同様の操作である Batch automatic translation も使用できます。

選択できる 2 つの操作モード:

  • 他の Weblate コンポーネントを翻訳のソースとして使用する。

  • 品質を厳選して選んだ機械翻訳サービスを使用する。

When using other components as the source, Weblate applies translations only when plural forms are compatible. If the source component uses different plural rules, pluralized strings are skipped and Weblate shows a warning, while single-form strings are still translated.

自動翻訳する文字列の選択もできます。

警告

すべての文字列 などの範囲が大きいフィルターを使用すると、既存の翻訳が上書きされてしまうことに注意してください。

異なるコンポーネント間の翻訳を統合する場合(例: アプリケーションおよびその Web サイト)や、既存の翻訳(翻訳メモリ)を使用して新しいコンポーネントの翻訳を始める場合に便利です。

自動翻訳された文字列には、自動翻訳された文字列 というラベルが付けられます。

接続制限

インターフェイスの不正使用を避けるため、検索、問い合わせフォームの送信、翻訳などの一部の操作に接続制限を適用しています。制限の影響を受けた場合、操作を再開できるまで、一定期間接続を遮断します。

Default limits and fine-tuning are described in the administrative manual, see 接続制限.

検索と置換

用語を効率的に変更したり、文字列をまとめて修正をするには、 ツール メニューから 検索と置換 を使用します。

ヒント

文字列が破壊されるかどうかの心配をする必要はありません。変更は 2 段階で行われ、実際に変更を確定する前にプレビュー表示で確認をします。

一括編集

一括編集では、複数の文字列に対して 1 つの修正をまとめて実行できます。検索する文字列を設定し、一致するすべての文字列を更新します。対応する操作:

ヒント

このツールは 一括編集 と呼ばれ、それぞれのプロジェクト、コンポーネント、または翻訳の ツール メニューから操作します。

マトリックス表示

この画面表示を使用すると、複数の言語を効率的に比較できます。 各コンポーネント画面のツールバーの ツール メニューから使用できます。まず、比較する言語をすべて選択し、選択内容を確認します。その後、翻訳をクリックして表示させると、すぐに編集できます。

マトリックス表示は、ひとつの表示から異なる言語に不足している翻訳を見つけ、ただちに追加したいときの始め方として最適です。

Zen モード

このモードでは、レイアウトがシンプルになり、前後の文字列 または 用語集 などの追加の UI 要素が非表示になります。通常のエディタ(文字列の翻訳)の右上にある Zen ボタンをクリックすると、このモードに切り替えることができます。

ユーザー情報環境設定 タブから、デフォルトのエディタとして、Zen エディタを設定できます。さらにここでは、翻訳一覧の表示を 縦表示 または 横表示 のどちらにするか選択できます。